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二・二六事件」の時は、北日本の農家が疲弊し、困窮のピークに達しており、このことが事件の背景にあったともいわれています。 事件発生時、陸軍では対応策がなく混乱していましたが、昭和天皇が激怒され、自ら近衛兵を率いて鎮圧に向かうとの意思をお示しになったため、陸軍は決起部隊鎮圧へと向かうことになります。
反乱軍兵士に投降を呼びかけるビラ) 下士官兵ニ告グ 一 今カラデモ遅クナイカラ原隊ヘ帰レ 二 抵抗スル者ハ全部逆賊デアルカラ射殺スル 三 オ前達ノ父母兄弟ハ国賊トナルノデ皆泣イテオルゾ 二月二十九日 戒厳司令部
国体を明らかにせんための義軍をば、 叛乱軍と呼ばせて死なしむる、 その大御心に御仁慈はつゆほどもなかりしか。 こは神としてのみ心ならず、 人として暴を憎みたまいしなり。 などてすめろぎは人間となりたまいし。 二・二六事件85周年に添えて 三島由紀夫「英霊の聲」より